1.留学について
結局大学からは留学と言うくくりには認定してもらえず、休学して語学研修という本当にどうしようもない状況の私(単位申請できないんだろーな…)ですが、ここに来てみてよかったなと思うことはアメリカに住んで授業を聞けるってことだけではやっぱりない。そのうちのひとつは、全く違うバックグラウンドの日本人と出会えたこと。私の辿ってきた人生コースは、振り返ってみると「ちょっと賢くて変な人」が集まりがちな場所だったけど、今いるコミュニティは出身地も大学も目的も全員別で、はっきり言って今まで会ったことのないようなタイプの人ばっかりいる。(まあ、仲良くなるのは会ったことあるようなタイプの人になりがちなんだけど。)なんか、、、普通の人ってこういう人なのかな?って感じ。いや、自分が特別というわけではなく。話してると、sayo*とかその就活友達、というかうちの学部の人たちの考えの深さみたいのを逆に感じる(彼らは考えすぎという節もあるけども)。そして私は、こっちの普通の人寄りの人間なんだなあって思う。
冬休みで英語を全然使ってなくて、すっかり脳がダメになってる。成績が出て全部Aだった。ぶっちゃけ、そうでなきゃ困るくらい結構ちゃんとやったよ前学期は。ただ、来学期からがすごく不安。前学期はほとんど「英語の」授業だったけど、次からちゃんとした「英語での」授業が3つある。この一旦ダメになった頭でついていけるか、やる気が続くか不安。一方で既に次の休みが早く来ないかな〜とか思ってる。学生ってすごい変だ。遊びたがったり勉強したがったりの間に自分があるって感じ。仕事してる人って、常に仕事の中にいるように見える。遊びのときはそこから出るとき。それは仕事が自分の人生みたいになってる人なのかなあ。
休みになって、だらだら日本語で遊んでばっかりいるので、「なにしてんだろ」って、虚しくなりがち。やっぱり自分は、やりたくなくてもなんかやることがあったほうが生きてられるタイプの人間。ヒマ好きだけど結局ヒマを知れないのかも。
2.暖炉について
暖炉を見ていると眠くなる。一方、暖炉をみていて、「あー、もしうちに暖炉があったら色んなもの燃やしまくって大変だったろうなあ」と思った。ゴミ箱に物を捨てるのは、一定期間内に拾えるけど、暖炉だと一瞬で燃えて消えちゃうからね。とか思ってたら、あ、大事にしていた写真を捨てたような気がする、と思い出した。一回捨てて、一回拾って、最終的にもう一回捨てたかも。あれのネガはどこかにあるんだろうか。または、焼き増しを持ってるだろうか。絶対あの写真は大事だ。
3.コピバンについて
コピバンをやるってのは、1曲に対する思い出を、ただ聴いてるより何倍も増やすことだなとおもった。
4.夫婦と子育てについて
こどもを持つっていうことは、きっと夫婦であるってことと大きく違うんだろうなと思う。こないだまでいちゃいちゃしてたと思ったら急に共同経営者になっちゃうみたいな感じだよね。連帯責任!!みたいな。 日本では、母乳育児も盛んだし、専業主婦ってぜんぜん当たり前だから、子育ての責任って母親にいきがちだ。アメリカだと、そうでもなさそう。母乳を6ヶ月までやめることで、母親は仕事に戻って、夫婦は一緒のベッドで、子供は別の部屋で寝て、独立した人間を育てようとするのが基本らしい。よくわかんないけど。だから、連帯責任になりやすそう。でも、夫婦も独立した人間同士だから、気が合わないと離婚しちゃう。 日本の文化だと、子供は親に甘えて、妻は夫に甘えて(精神/金銭的に)、夫は妻に甘えて(家事とか)ってなってて、誰も独立してないから、離婚しにくいんじゃないかな。
どっちがいいのかはよくわかんないけど、うちのホストママは韓国から米国に嫁に来たような人だから、アジア文化より米国文化のほうがすきみたいだ。こっちに住んでる日本人に会うと大概そう思う。わたしは、こっちに住んでもいいかなあなんて思うときもあるけど、やっぱりアジア人思考のほうが心地いいみたいなので、やっぱりやめとく予定です。